タマサート大学の授業システム【Tha prachanキャンパス】
サワディーカ!
今回は久しぶりに留学生らしいことを書きます。
僕が通っているThammasat University, Tha prachan campasの授業について2回にわたって紹介していこうと思います。
自分がタマサートで取っている授業は4コマ。
「たったの4コマ!タイ留学ってゆとり教育なのかよ!」
と思った方。
あながち間違っていません。笑
が、必ずしもゆとりというわけではありません。
説明していきます。
授業時間について
まず、タマサートの基本講義時間は3時間、時間割は至ってシンプル。
午前コマ 9:00 -12:00
午後コマ 13:00-16:00
夕方コマ 17:00-20:00(夕方は取ったことがないのでよくわかりません)
「一コマ3時間かよ、日本の倍じゃないか」と自分も来る前はビビッていたのですが、途中で10分休憩という名の30分近い休憩があるので持ちこたえられます。(これがタイのルーズさです)
午前の授業では、朝ご飯を食べれなかった生徒はよくこの休憩時間中に学食でご飯を食べています。
留学生が取るような授業は基本午前コマと午後コマになることが多いので、一日1コマか2コマこなすのが基本。
休憩中の教室。テーブルが小さいので物を広げにくい。
履修ルール
留学生(Excahnge students)は、自分の学部の科目を最低限3コマ履修する必要があり、他学部の授業も含めて加えて3コマ履修することができます。
つまり履修科目数は3コマ-6コマと決められています。(単位なしで聴講する分にはいくらでも聞けます)
1コマあたり3単位で、日本に単位を持ち帰る際には4単位に換算されます。
一回180分の授業ですが、休憩があるので実際の授業は150分程度。それで4単位もらえるのは少しお得ですね。
また、基本的にはタマサートに留学の申請をする際に取りたい授業もコースリストから選んで決めて申請する必要がありますが、セメスター開始後1週目のオリエンテーション期間の間に授業を見てから授業を変更したり増やしたり減らしたりすることができます。
しかし、早めに申請しないと人数制限がかかって取れなくなってしまう授業もたまにあるので、絶対に取りたい授業は前もって抑えておくのが無難です。
また、日本の大学と同じように履修撤回も可能です。セメスター2の今学期は中間試験が終わった2週間ほど後に1週間の撤回期間があり、僕も多めに登録していた授業を撤回しました。
テキストは、だいたいが教授が準備した文献を組み合わせたコピーの冊子を使います。
だいたい一冊50-150バーツ(150~500円程度)と手ごろな値段で手に入ります。なので、授業にあたって新しい文献を買ったりする必要がないのでかなりありがたいです。
読む文献の量が多いと前後に分けて2冊のテキストを買う必要があるクラスもあります。
自分の履修について
そして僕は今BMIRの授業を3コマ、Thai Studies (タイスタ)の授業を1コマ取っています。さらに、最近IAC(International studies ASEAN-China)という学科の中国語の授業を聴講し始めました。
というわけで、自分の時間割を作ってみるとこんな感じ。
あまりに楽そうに見えると嫌なので、1科目を2コマ分にしましたが、それでも楽そうですね。笑
タイ語のみ週に2回で3単位です。
楽そうに見えますが、BMIRの授業は文献を読んで予習してくるのが基本なので、完璧にやろうとするとかなり時間がかかります。日本語でさえ文献を読むのが遅い僕は英語だとさらに時間がかかるので、まあまあしんどいです。
まあそれでも、こちらでは今のところバイトもしていないし、特定のサークルにも入っていないので、日本に比べたらかなり自由に時間を使えます。そういう意味では勉強で忙しすぎる、ってわけでは全くないです。むしろよく遊んでいます。
さいごに
タマサートの授業の仕組みがお分かりいただけたでしょうか。
次回はBMIRやThai studiesの授業の細かい評価をしていきます。