バンコク学生日報

バンコクに一年間留学している大学4年生。バンコクでの生活、旅行記、タマサート留学生とバックパッカーにむけた旅情報などをゆるく書いていきます。

タイ留学生の持ち物手引き

サワディーカ!

 

海外では多くの大学がそろそろ最初のセメスターが始まる頃かと思います。

タイも同様に、8月から大学半ばあたりから始まる大学が多いと思います。

持ち物についてよく質問を受けるので、今回は出発間際の学生のみなさんに、持ち物や心構えに関して書いていきます。(ちょっと手遅れかもしれませんが笑)

「留学になにを持っていけばいいのか」というのは留学前に頭を悩ませるポイントの一つだと思います。僕が半年タイで生活して思った持ち物のアレコレを書いていきます。

消耗品について

①消耗品は手に入りやすい

発展中途にあるタイで、日本と同じようにちゃんと日々使うものが手に入るのか、というのはわからないところだと思います。個人的には、バンコクならある程度のものは日本と同様に手に入ると思っています。

タイ製品はかなり充実していますし、日本の製品を買える場所も多いです。とりわけ、タイでは日本製品信仰は強いように感じます。日本語が書いてある日本向けと思われる日本の化粧品やシャンプーなどがそのままドラッグストアに売っていたりします。無印良品などもあります。しかしそうしたものはかなり割高です。化粧品などに関しては、韓国製品を売っている店もよく見かけます。ただ、質が日本と全く同じかどうかはわかりません。

 

②日本から買って来た方がいいと思うもの

「このブランドのこの製品じゃなきゃだめ」だと思う消耗品は持って来たほうがいいですね。

僕の場合は、AQUOのガムであったり、ワックスであったりします。タイにもACUOは売っていますが、日本のACUOのような一口目の噛みごたえもないし、味もそれほど長続きしませんでした。ワックスもギャッツビーならありますが、ナカノのものなどは売っていません。こうしたものは、親が来た時に買ってきてもらいました。

一方で、特にこだわりがない製品に関しては、現地調達でいいと思います。

 

本について

僕はタイでは日本語の本は手に入らないだろうな、と思い、読みたい本を多めに買って持ってきました。これは間違ってはいなかったかな、と思います。

しかし、タイにも日本語の本屋ってあるんです。

例えば、サイアム、Central World にある紀伊国屋。ここはかなりしっかりした品ぞろえで、小説・新書・ビジネス・マンガ・新聞など、なんでも手に入ります。タイ語を中心とした語学学習書も豊富です。読みたくなりそうな人気な本はここである程度手に入ると思っていいと思います。

しかし、輸送費のためか日本で購入するよりもやや高い値段設定になっているので、僕はここでは購入したことはないです。

他にも東京堂書店など、スクンビット通り沿いにもいくつか日本語を扱う書店があります。

安く本を手に入れたければ、古本屋に行くのが良いでしょう。日本人が多く住んでいるBTSプロンポン駅の周辺にはたくさんの古本屋があります。例えば、プロンポン駅前にはサンブックスという古本屋があり、バンコク情報雑誌や小説など、たくさん古本が置いてあります。BOOKOFFよりやや割高感はありますが、地球の歩き方などいろいろ含め紀伊国屋に比べてはるかに安い値段で売っています。

また、スクンビット通りのソイトンロ―には、マンガ喫茶KOTOもあります。一度だけ行ったことがありますが、ここならマンガも読み放題です。

最初の一時間半まで60バーツ(200円程度)、それから10分毎に10バーツというまあまあ良心的な価格設定です。

Kindleとか持っていないのでわからないですが、電子書籍があれば海外でもこういう憂いはほとんどないんでしょうね。

 

服について

タイは基本的に暑いので、半袖半ズボンだけあればいいかと思うかもしれませんが、やはりそうはいきません。基本的に大学やバスなどは冷房がよく効いているので、室内で寒いシーンはしばしばあります。そんな時、女子学生はよくタイのシルクのスカーフなどで寒さをしのいでいますが、やはり上着がほしくなるときもあると思います。とりあえず1着あれば大丈夫です。

また今年の一月はタイが記録的寒波に襲われて(と言っても18℃とかですが)、持ってきたセーターがかなり重宝しました。

加えて、旅行に行くときは上着が必要になることが多いです。ネパールのような山がちな国に行きたいと思っている人、トレッキングがしたい人は上着があると使いやすいと思います。また、夜行バスなども冷房が効きすぎていることが多いです。

ちなみにレインコートがあると雨季には力を発揮します。

また、タイでインターンなどを考えているひとは、スーツの上下を一着持ってくるといいと思います。

逆に、Tシャツについてはあまり持ってこなくていいと思います。なぜなら、旅行先での夜市などで安いTシャツがよく売っていて、自分へのお土産がてら買ってしまうことが多いからです。その結果Tシャツが増えすぎて収納しきれない、ということもありがちです。

水着は、常夏のタイにおいて泳ぐのが嫌いな人でも確実に使うので、自慢の水着をぜひ持ってきてください。

ちなみにユニクロもタイにありますし、ある程度のブランドの服ならショッピングモールで手に入れられます。ブランドものの服は日本と同じかそれ以上ってことが多いでsう。ユニクロなど全く割安感がないので、一度も買ったことはありません。

 

靴について

靴はタイでも安いブランドは売っていて、安いものは600円くらいで手に入るものもありますが、当然質は悪いです。アディダスなどの有名ブランドは日本で買うのと同じくらい、もしくはそれ以上の値段がします。

サンダルは夜市などで安くてデザインも悪くないものが売っているので、持ってこずにこっちで揃えるのもいいと思います。ちなみに僕はすでに安いビーサンを二つ壊していて、今使っているのは3代目です。

 

電子機器・電化製品について

スマホ、PC、カメラ(持っていれば)などが必須なのは当然ですが、そのほか何を持っていこうかは、迷いますよね。

ここは自分の判断だと思います。無責任ですよね。デパートに行って、ドライヤーは500円、扇風機は1000円程度で手に入ったので、身近な電化製品は簡単にタイで手に入れることができます。

あと、充電器を忘れると使えなくなってしまうので忘れないでくださいね。そのため僕はTOSHIBAのPCの充電器を日本に忘れました。タイで3000円ほど払って購入する羽目になりました。まあ合うやつが買えただけよかったんですが。

 

文房具について

ペンやシャーペンは日本で買ってくることをおススメします。タイ製もしくは中国製は質が低く書きにくいため、勉強する学生には向きません。日本製も売ってますが、日本で買った方が安いと思います。ってことで、ペンはある程度揃えてくることをお勧めします。

 

食べ物について

僕はほぼ全く日本食を持ってこなかったのですが、今のところ持ってこなくて全然大丈夫だったな、と思っています。実際にこちらにはたくさんの日本食レストランがあります。タイ料理に比べたら割高ではありますが、恋しくなったときには気軽に食べることができます。例えば一風堂なんつっ亭のような有名ラーメンチェーンはショッピングモールにたくさんあります。値段は安いラーメンだと80B(250円)、高めのラーメンは250B~(750円)程度で食べられます。定食系は、大戸屋やよい軒などが学生向けですね。

また、スーパーでもたくさんの日本食材や調味料が売っています。日系スーパーであるフジスーパーに行けば、それこそ日本食材で溢れています。

意外に日本食が手に入りやすいためか、前セメに帰った留学生が持ってきて食べきれなかった味噌汁やふりかけの袋を大量に引き受けました。今部屋に一年分くらいのインスタント味噌汁とふりかけがあります。

ちなみに日本からの訪問者が持ってきてくれたお土産で一番うれしかったのは生八つ橋です。日本の生菓子はタイではなかなか手に入りません。

さいごに

タイでは日本と同様に必要なものが手に入ると思ってもらって大丈夫です。インドの日本人駐在さんが買い出し休暇を取ってタイに来るくらいですから。

ただ、輸入品は日本と同価格または割高である、ということを抑えておいてください。安くて質の高いものが手に入る、というわけではないんです。

これまたピリッとしない結論ですが、自分のこだわりがあるものは日本から持参。特にこだわりのないものは、タイ製や中国製の安いものを購入、という形が良いと思います。

留学生の荷物はその人の嗜好や、やりたいことによって大きく変わります。持って来れる荷物の限界量と相談しながら、パッキングを頑張ってください。

 

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