シンガポールみどころ3選
シンガポールのオススメ場所をひねくれた独断と偏見を元に選んで書いていきます。
丸2日しかいなかったのに厚かましいんだよ
って声が聞こえてきますがまあ書きます。
①タイガービール工場見学
同じ時期にシンガポールに行った友達に教えてもらったんですが、
ここは良かったです。
45分の工場見学と45分のビール試飲がセットになってて18$(1500円くらい)です。
要予約制で、
日曜日以外の13時-17時まで1時間ごとに計4回見学があります。
予約は↓から。カードで先払いする必要があります。
前日予約でも空いてるはずです。
僕は16時からの回を予約していましたが、道に迷って15分遅れてしまったので、17時からの回に回してもらいました。
こんなスペースで待ちます。
工場見学はタイガービールの歴史と、ビールの作り方の説明があります。
僕の回はマシンガントークのシングリッシュで全然聞き取れませんでした。
なので、工場見学自体はあまりおもしろくなかったです。
工場見学の後はお待ちかねの試飲タイムです。
タイガービールはハイネケングループのビールの1つなので、タイガーだけでなくハイネケンやギネス、アンカービールなどが飲めます。
僕が行った5時の回はかなり混んでいて、30人以上は人がいたと思います。
そのためビール待ちの行列ができていました。
バーのような所に入るとタイガービールの中ジョッキを渡されます。
tokenというチケットを一枚もらえるので、それを使えば中ジョッキのタイガービールがもう一杯飲めます。
その他のビールはミニグラスに注いでもらって飲むことができます。
おつまみも無限にもらえます。
僕が行った回は込み合いすぎてて、tokenなどは関係なしにタイガービールを飲みまくれました。
ただ、他の種類のビールをいまいち飲めなかったのでそこは非常に残念でした。
ダーツ、ビリヤードも楽しめます。
ってことで、時間としては16時より前の回で予約するとある程度空いていてゆっくり楽しめるんじゃないかと思います。
行き方
ビール工場は空港と反対側の端にあり、アクセスはいまいちです。
中心部からMRTのイーストウエストラインの終点のJoo koon駅まで40分弱。
そこからバスの182番に乗車し、15分ほどで到着。
行きタクシーを使えば、僕みたいに迷ったり遅れたりすることもなく無難に到着できると思います。
帰りは大通りを渡ってから182番のバスに乗ればJoo koonにたどり着けます。
②リトルインディア
シンガポールは多様な民族・文化・宗教が共存する国家です。
中華系の多くがタイ文化に同化しているタイとは大きく異なります。
その中でも見所なのはそうしたそれぞれの民族の生活圏であるエスニックタウンです。
その中でも特によかったのはリトルインディアです。
日本ではなかなかお目にかかれないヒンドゥー教の文化を目の当たりにすることができます。
特にヒンドゥーのお寺Sri veeramakaliammanは鮮やかな色合いと不思議な神々の像に圧倒されます。
かなりたくさんのヒンドゥー教徒が列を作っています。
破壊と創造の神 ダンシングシヴァ
父シヴァに誤って殺され、代わりに象の頭をつけられて復活したというガネーシャ。
いろいろ起源や由来を辿ると面白いです。
多くのヒンドゥー教徒がこうした神々を一体ずつ拝みながら回っていきます。
また、リトルインディアを歩くと
当然インド料理店もたくさんあります。
僕らが入ったレストランはこんな感じで、日本向けテイストのインド料理とは違う本物のインドカレーが食べられます。
↑ヤギの脳みそというレベルの高い珍味。
臭みは強いですが、悪くありません。
脳の味は似るのか、蟹ミソと似た味です。
デザートの具なしクレープ。
柔らかい部分が酸っぱくて不味かったです。
謎の赤い砂糖をかけていただきます。
がっつり食べて一人当たり400円くらいだったと思います。シンガポールにしては安いと思います。
行き方
MRT ノースイースト線・ダウンタウン線 Little India駅で下車。
③カジノ
やっぱりシンガポールに来たらカジノは逃せないでしょう。
僕はかの有名なマリーナベイサンズのカジノにお邪魔しました。
僕が驚いたのは、パスポートさえあれば無料で入場できるという点です。
さらに、飲み物も飲み放題です。(写真撮影は禁止なようでした)
つまり、お金を使わなくてもカジノの雰囲気は楽しめるわけです。
まあ入ってみたらやってみたくなる訳で、これが多くの人をギャンブルの底なし沼に陥れる罠なのかもしれません。
僕も見るだけでいいかなと思っていたんですが
気づいたら50$分のチップを手に持っていました。
まあ、せっかく来たんだしね。
まずはルーレット。
最安の賭け額は、1点賭けから6点賭けが5ドル、赤黒のような二分の一の確率のところは25ドルです。
上手そうな人のやり方を見様見真似でやり、一度は25ドルくらい増やしたものの,
倍にするまでやめないと決めていた僕は、その後あっという間にお金を失いました。
絶望です。
次は、ブラックジャックに挑戦です。
あまりにゲーム展開が早いので、2.30分観察してから臨みました。
日本人が多いテーブルを見つけたので、マスターがゆっくりと説明しながらやってくれました。
最安の賭け額は15$です。
僕は新たに30$のチップを手にし、参戦。
結果は、ものの15ゲームほどですべてを失いました。
絶望です。
僕の友達は善戦し、一時間ほど減ったり増やしたりをしながらやっていました。
友だちのを見ている間、何度もっかいやろうと思ったことか。
合計80$(約7000円)を失い、カジノの楽しさと危なさを知った夜でした。
注意事項
・21歳未満の人は残念ながら入場禁止です。大人になるのを待ちましょう。
・ドレスコードが厳しい場合があるそうです。サンダルは履かず、長袖長ズボンが好ましいかも。(僕は靴に半袖半ズボンでも入れたので問題ないような気はします。)
行き方
MRT サークル線 Bayfront駅下車。
帰りのタクシー運転手の話によると、マリーナベイサンズの売上の7割はカジノだと言っていました。
また、カジノによって多額の負債を抱え込むシンガポール人も少なくないとか。
もし日本もカジノを導入するなら負の側面をしっかり検討してほしいですね。
番外編 プラナカン博物館
ここはかなり個人的な興味でどうしても行きたかったので、番外編としました。
プラナカンというのはマレー語で、「Born here」という意味があります。
つまり、マレーシアに渡ってきてマレー人と結婚した華僑、印僑(インド人)、ムスリムの子孫のことを指します。
この博物館では主に現在シンガポールを支配する中華系のプラナカンについての展示がされていました。
初代首相を含め、シンガポールで活躍したペラナカンが紹介されています。
裕福な家庭における婚姻の際の贈り物に関しての展示などから、融合した文化の変遷を垣間見ることができます。
料金は大人6$です。(僕の時はたまたま無料で入れました)
行き方
MRT ノースサウス線・イーストウェスト線 City Hall駅下車、徒歩10分
http://www.peranakanmuseum.sg/
さいごに
多くの文化が共生し、英語・中国語・ヒンディー語が飛び交うシンガポールは見どころ満載でした。
2日しか居なかったので見られなかった面白い見どころも多くあったと思います。
ガムを噛んではいけない。電車の中では飲食禁止。など、罰金付きの規則が厳しいことでも有名なだけあって、町並みはとてもきれいでした。
すべてのモラルを法律にしたような国ですが、
まあこっそりガム持ち込んでたりしてる人もいたし、一度街なかでガムを踏んだので、モラルはモラルとしてそれほど厳しく取り締まってはいないような感じもしました。
複雑な歴史が生み出した特殊な国。とてもおもしろかったです。